南極からのたより12

南極からのたより(12)

平成19年04月19日

こんにちは
＊＊　室長
テクニカルセンターの皆様

　４月よりテクニカルセンターがスタートし、気持ちも新たに何年かぶりに新入生になった心境ではないでしょうか？昭和基地も新年度がスタートし、恒例の南極大学が開校されました。重厚な南極大学の看板が掲げられ、式辞にのっとり学長挨拶がありました。この南極大学は第１次隊頃からの伝統ある行事で、越冬隊員全員が交代で講師になり、毎週月曜日食事後１９時３０分より１時間の講義が行われます。私も７月の下旬に順番が回ってくるようです。今からどんなテーマで講義をやろうか思案中です。あまり仕事のお話しをしても専門的になって面白くないので、地元仙台のＰＲをしようか、趣味のお話しでもしようかと今から考えております。講義の間中は、飲み物、食べ物自由で、質問時間も有り、隊員それぞれ特色のある講義を行ってくれるので楽しんでいます。普段の仕事を通じた隊員達の顔と違っていろいろな面が分かります。

　多分、終了すれば単位認定され、なにがしの修了証書が貰えるのではないかともくろんでおります。

　昨日まで２日間連続、昭和に来て初めてのＡクラスの風速３５ｍ／ｓ以上の猛地吹雪（ブリザード）を経験しました。冬を迎え回数、規模が本格的になってきました。

写真は南極大学開校式、本日の昭和の風景です。

南極昭和
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