南極からのたより13

南極からのたより(13)

平成19年05月05日

こんばんは
＊＊　室長
テクニカルセンターの皆様

　センターの皆さんは連休はいかがお過ごしでしょうか？新たなテクニカルセンターが立ち上がり、５月のさわやかな新緑の風に乗って順風満帆に船出かと思います。昭和には連休はありません。しかし５月より８月まで冬期に入り、外作業など日が短くなり困難になるため、冬日課のスケジュールになりました。５月の下旬からは日の出ない極夜が始まります。週休２日になり勤務も９時から始まり１６時で終了です。通信や観測系の勤務時間は変りません。

　本日５月５日、昭和基地でもこどもの日が見られました。外には機械隊員によって鯉のぼりが揚げられ、壇上には５月兜が飾られました。昭和での行事は日本に居る時よりも活発に行われております。閉鎖社会でマンネリ化し時間的、季節的感じが薄れることを防ぐ目的かも。真っ白い雪面に鯉のぼりが優雅に泳いでいる、日本で見る五月晴れ風景と違った雰囲気です。日本の１２、１月に鯉のぼりを挙げているような物です。皆さん連想してください。昭和基地ならではの光景かもしれませんね。

写真：雪面をバックに揚げられた鯉のぼりと、飾られた兜

センターの皆さんの益々のご活躍を祈念いたします。

南極昭和
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