南極からのたより(16)
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平成19年07月18日

こんにちは
** 室長
テクニカルセンターの皆様

 日本での台風や地震などの被害ニュースが聞こえてきますが、梅雨明けを前にして大変ですね。金研では院生会主催のビアパーティーや、一般公開などの行事準備で多忙な時期かと思われます。夏祭りなど子供達の夏休み間近で楽しみがやってきますが、残念なニュースですね。

 さて、昭和基地では極夜も終わり、待望の太陽が40日ぶりで見られるようになりました。太陽の光がこれほどまでに人間の心を癒してくれるとは、いつもは空気のように自然に照らしくれる太陽の光がこれほど感じたことはありませんでした。基地では極夜明けに伴い野外活動が忙しくなりました。本日(18日)も3泊4日で9名が大陸へ出かけていきました。私も先週、仕事の合間に海氷上へスノーモービルでGPS観測器のバッテリー交換に同行してきました。気温が低くくても風がなければ−20℃位でもそんなに寒くは感じません。冬本番を迎え先週は48次隊での最低気温−33℃が日中帯記録されました。さすがにこの気温では寒さを感じました。

 また、来週は南極での参院選の第1回期日前投票がファックスにより実施されます。南極投票第1号になり48次隊は記念になります。

テクニカルセンターの皆さんの益々のご活躍を祈念いたします。

 

南極昭和
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