南極からのたより22

南極からのたより(22)

平成19年11月15日

こんにちは
＊＊　室長
テクニカルセンター職員の皆さん

　紅葉も終盤、初雪便りも聞かれる頃かと思います。日本はこれから冬を迎え今年の冬はいか程でしょうか？燃料代も高値と明るいこと無いですね。

　昭和は初夏を迎え、慌ただしくなって来ました。「しらせ」も昨日、日本を出航し基地の除雪作業が本格化、４９次隊の受け入れ準備や、大陸旅行隊が出発など、早くも基地滞在残り２ヵ月半となりました。白夜も近く、真夜中２４時でも明るいです。

　昨日、２泊３日の沿岸観測旅行に出かけ戻って来た所です。今回は６箇所のルッカリー（営巣地）へ行き、ペンギンセンサス、成長ペンギンの数を調べる観測旅行でした。（カウンターを使って野鳥の会です）１番大きいルッカリーで７００羽くらいの集団でした。。魚粉工場の様な匂いとギヤーギヤーと鳴き声はうるさいし、動かないし、最後は見飽きてしまいました。１０羽くらいで歩いているシーンが可愛いですね。日差しが強く日焼け止めクリームを塗っても日に焼けて顔が真っ黒です。泊まりの旅行は海氷の状態が日に日に解けて悪くなるので、今回が最後になるかもしれません。

テクニカルセンター職員の皆さんの益々のご活躍を祈念いたします。

南極昭和
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